大人に響く交通安全②【くらし安心課】
2024年度の課題解決型実証プロジェクトとして決定し、以下の内容で計3回の実証を行います。
プロジェクト
刈谷市オリジナル交通安全教育コンテンツ「アイシン XR クエスト」で 自転車乗車時の交通安全意識も向上!
目的
株式会社アイシンが開発した仮想空間(メタバース)プラットフォームを活用した没入型体験と、動画での行動の振り返りによる、今までにない交通安全教育を提供する実証実験を行い、効果を検証する。この実証実験を通じ、特に 18 歳以上の大人世代に対して、交通安全意識を向上させ、事故のない安全な交通環境の実現を目指す。
第1回の実証実験内容
第1回実証実験(刈谷わんさか祭り 2024)では、学校や交通指導員により交通安全教育の機会がある子どもではなく、そのような機会がない大人世代に対して、「歩行者視点」でのXRクエストを実施し、大人に響く交通安全に関する効果の検証を行う。
- ■日時 2024 年 8 月 17 日(土)13:00~15:30
※14:00~14:30 は、VR ゴーグル充電中。PC での体験は可能
- ■場所 刈谷市総合運動公園
(刈谷わんさか祭り 2024 安心安全体験エリア③ アイシン XR クエスト)
- ■内容
・VR ゴーグルを着用し、メタバース内にリアルに再現された刈谷駅北口で、交通安全ルールを守り、制限時間内に目的地を目指すクエストに参加することで、没入型の体験を行う。
・体験後には、動画でメタバース内の自身の行動を振り返り、交通ルール違反はなかったかを確認することで、安全意識向上への有効性や効果について検証する。
第2回の実証実験内容
第2回実証実験では、「自転車視点」で、新しい XR クエストを提供する。 今回も株式会社アイシンが開発した仮想空間(メタバース)プラットフォームを活用し、没入型体験と動画での行動の振り返りを行うことで、今までにない交通安全教育を提供し、大人に響く交通安全に関する効果を検証する。
- ■日時 2024 年 10 月 20 日(日)10:00~15:00
※VR ゴーグルの充電時間あり。充電時間中は PC での体験となる。
- ■場所 刈谷市産業振興センター 屋外ブース
(刈谷産業まつり 安全・安心ブースⒽ(屋外ブース))
- ■内容
・VRゴーグルと自転車ハンドルを模したコントローラーを活用し、交通安全ルールを守りながら、メタバース内の刈谷駅周辺を自転車で走行し、制限時間内にゴールを目指すクエ ストに参加することで、没入型の体験を行う。
・体験後には、動画でメタバース内の自身の行動を振り返り、交通ルール違反はなかったかの確認と、アンケートにより自身行動を考えさせることで、安全意識向上への有効性や効果について検証する。
※大人世代への実証実験ということを考慮し、VR ゴーグルを着用しての体験は18 歳以上とする。18 歳未満の方は、PC を活用し「アイシン XR クエスト」を体験可能
第3回の実証実験内容
第3回実証実験では、「自動車視点」での、XRクエストを提供する。今回も株式会社アイシンが開発した仮想空間(メタバース)プラットフォームを活用したドライブシミュレーションと、動画での行動の振り返りを行うことで、今までにない交通安全教育を提供し、特に車社会で生活する刈谷市の大人に響く交通安全に関する効果を検証する。
※今回の実証実験は第1回「歩行者視点」、第2回「自転車視点」のXRクエストも体験できます。
- ■日時 2025年2月5日(水)12:00~13:30、14:30~16:00
- ■場所 刈谷市役所7階 701会議室(中央エレベーターで7階までお上がりください。)
関係者
株式会社アイシン
刈谷市企画政策課、くらし安心課
当プロジェクトの課題背景について
要点
背景
- 子ども世代には、学校等教育機関からの指導の機会や、幼児園、保育園、小学校における交通安全教育指導員、交通指導員による教室を実施している。
- 市ではテクノロジーを活用した危険箇所の把握及びその可視化を進めている。
解決したい課題
- 大人世代に対しては、交通安全教育や啓発で、行動に変化を与えることが難しい。
- 乱横断、歩きスマホ、危険な自転車の乗り方等の交通ルール違反や危険行為による事故が発生している。
実現したい未来
- 大人世代に対して、交通安全意識を向上させる。
- 乱横断や危険行為が減少し、事故の未然防止につなげる。
- 市民の交通安全の理解促進につなげ、事故のない安全な交通環境を実現したい。
想定する解決策や技術
- 危険行為、違反行為がその場で注意制止できる環境
- 危険個所にAIカメラを設置し、乱横断する人等へ音声でアラートし抑止
- センサーやAIカメラによる、危険行為の発生件数のモニタリング
実証実験後の発展性
- 1カ所の危険個所をモデルとした実証とデータ取得を行い、検証したい。
- 効果が認められるものは、翌年度以降に市で特定を進める複数の危険個所へ発展導入したい。
提供可能なデータ・環境等
- 市で可視化を進める危険個所データ
- 乱横断が起きやすい箇所にある柵・電柱等施設の活用(要関係部署と事前協議)
ストーリー
交通事故を防ぐため、様々な場面で市民の交通安全意識の向上を図っています!
- 愛知県は、全国的に見て交通事故が多く発生しています。交通事故死者数は、平成15年から平成30年まで16年連続で全国ワーストで、平成31年以降も、5年間で4度、全国2位を記録しました。※令和3年のみ全国7位
- そのような厳しい状況の中、刈谷市では様々な取り組みをしています。
・子ども世代(園児・児童)に対して、交通安全教育指導員・交通指導員による交通安全教育を実施しています。
・テクノロジーを活用した危険箇所の把握及びその可視化を進めています。
【例①】 |
「刈谷市yuriCargoプロジェクト」では、市内で危険運転が発生しやすい箇所を特定(ドライバー目線) |
【例②】 |
自動車関連企業が参画する「タテシナ会議」では、小中学生の通学路や自宅周辺の歩行中の危険箇所の把握を計画中(歩行者目線) |
→ドライバー・歩行者の両方の視点から危険箇所を把握できるよう取り組んでいます。
大人世代に対する交通安全の啓発が課題となっています...
- しかしながら、大人世代に響き行動が変わるような、効果的な交通安全教育・啓発が難しいと感じています。
現状として・・・
- 大人世代は危険な行動をしていても、「自分は事故に遭うことはない」「警察に捕まらないから大丈夫」と経験則から判断してしまい、啓発等行っても、その後の行動改善に繋がりません。
- 家庭などで子どもに対して正しいルールを伝えるものの、街なかでみかける大人がルールを守れていないことから、子どもたちへの教育の効果が薄まってしまいます。
- これらの背景があり、乱横断、ながらスマホ、自転車ルール違反等、交通安全意識の欠如による事故発生リスクが高くなっています。
- また、新型コロナウイルスの第5類への引き下げで人流が回復したことにより、社会活動が活発化し、事故発生リスクの高まりも懸念されています。
最先端の技術で、安全な交通環境づくりがしたい!
- このため、危険行為や違反行為をその場で注意し制止できる環境を構築したいと考えています。
- 例えば、危険箇所等にAIカメラを設置し、乱横断する人やヘルメット未着用者、自転車で逆走する人等に音声等で注意喚起や警告等をして抑止を図るとともに、危険行為の発生箇所をモニタリングすることで、危険が起こりやすい傾向を捉え、実態に応じた効果的な安全対策ができる仕組みです。
- この仕組みにより、大人世代が危険行為、違反行為に気付き、自身の行動を見直すきっかけとなります。
- また、大人世代の気付きにより、子ども世代に正しい交通ルールを伝えることができ、大人世代の姿が、子ども世代の手本となります。
- 一人ひとりのルール遵守が、他人の行動変容に繋がり、正しい交通ルールが社会全体へ浸透し、交通事故のない社会が実現することが理想です。
交通事故ゼロの刈谷市を目指しています!
- 「大人世代に対して交通安全意識を向上させるための技術」、「乱横断や危険行為が減少し、事故の未然防止につながる技術」の提案を募集します。
今回の実証実験は、まず令和6年度に1箇所からスタートし、1年間の試行の結果をもとに、令和7年度以降に複数箇所へ展開することを考えています。
- 交通ルールは、子どもから大人、高齢者まで、健全な社会活動の中で、互いに安心安全な生活をおくるために基本となる非常に重要な決まりごとです。
- ルール遵守のため、啓発として、あるいは見守りとしての効果が高く、かつ、継続的に交通安全意識の向上を図ることができるような、素晴らしい提案をお待ちしています!
- 日本一安心安全なまち刈谷の実現に向け、一人ひとりの交通安全意識の向上を図り、一緒に、交通事故のない刈谷を目指しましょう!
刈谷市交通安全マスコットキャラクター
アイリー