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保育教諭が働きやすいスマートな保育園・幼児園の実現【子ども課】
実証中

22024年度の課題解決型実証プロジェクトとして決定し、以下の内容で実証を行います。

プロジェクト

自律走行による自動撮影ロボ/写真振分けアプリ

目的

保育教諭が抱える日常業務の負担軽減・効率化を図り、子どもの見守りやケアの充実につなげるなど保育の質を高める。

実証期間・場所

実証期間 場所
令和6年9月26日(木) 刈谷市立富士松南保育園
(刈谷市今川町土取10)
令和6年11月25日(月)
令和7年1月29日(水)

 

実施概要

 

関係者

トヨタ車体株式会社
刈谷市企画政策課、子ども課

当プロジェクトの課題背景について

要点

背景

  • パートタイムの保育教諭が不足し、正規職員への負担が集中している。
  • 見守り負荷が大きくなる一方、現場から、事務処理負荷が大きいとの声が挙がる。

解決したい課題

  • 現状の保育教諭一人が抱える日常業務の負担が大きい。
  • 午睡チェックを含め、子どもの異変も日々気にかけ、精神的な負担も大きい。

実現したい未来

  • 保育教諭の事務処理の効率化を行うことで、子どもの見守りやケア充実につなげ、保育の質を高めたい。
  • ICTを用いて子どもの体調管理を徹底し、これまで以上に安心できる園運営を実現したい。

想定する解決策や技術

  • AIを活用した保育教諭の勤怠管理・シフト表自動作成
  • ウェアラブルIOT端末、生体センサー付きのリストバンド等

実証実験後の発展性

  • R6は、保育教諭の業務負担軽減に資する技術のトライアル実証を行いたい。
  • R7以降は、有効性・効率性が認められた技術を複数の保育園へ展開導入を目指したい。

提供可能なデータ・環境等

  • シフト表の例
  • 子どもの情報(人数、年齢等)

ストーリー

保育現場が抱える課題

  • 保育教諭は人格を形成する大切な時期の子どもと深く関わることから責任のある仕事です。また、コロナ禍を経て、人々の安定的な生活を保障するために欠かせない職業であることが認知された一方で、その負担もまた大きいことが課題となっています。
  • 保育現場からは以下のような意見が届いています。
  • 支援が必要な子や外国の子などが増えている。
  • 指導計画や保育日誌作成などの日常業務や、管理職ともなればシフト管理などの事務処理など多くの業務を抱えている
  • 保育にあたるパートタイム職員が不足している。これに伴い、特定の職員に負担が集中してしまう。
  • このような事情から、保育教諭が抱える負担を少しでも軽減するソリューションの提案を求めています。

事務処理に係る負担軽減

  • 今回、「事務的な負担」と「精神的な負担」それぞれの角度から軽減策を検討していきたいです。
  • ①事務処理の負担軽減
    時差勤務や祝日勤務がある保育教諭の勤怠管理表作成は色々条件が複雑で、手間のかかる作業です。
  • 配置基準は満たしているか(例:保育教諭1人に対し、保育できる0歳児は3人までなど)
  • 土曜、休日出勤者は振替休日が取得できているか
  • パートタイム職員が出勤できない時間帯にシフトがあたっていないか
  • 早朝、夜間の時差勤務は、同じ学年の担任が全員時差勤務になるなど、その学年に精通した職員がいない時間帯ができていないか
  • 新入職員は仕事に慣れてもらうまで他学年のシフトに入らないよう考慮する 等
  • これらの条件を満たす勤怠管理表をAI等の技術を用いて効率的に作成する仕組みを導入したいと考えています。

精神的な負担軽減

  • ②精神的な負担軽減
  • SIDS(乳幼児突然死症候群)をはじめ、子どもの窒息死を防ぐために午睡チェックを行っています。
    午睡チェックは目視による頻繁な管理や記録が伴うことから、保育教諭の負担が大きくなる要因の一つです。
  • これらを効率化する既存の製品ではなく、さらに一歩前に進んだ「異変を予知して未然に防ぐことができる新しい仕組み」の導入を検討しています。
    これにより午睡チェックだけでなく、園内生活中の体調不良なども感知できるとより効果的であると考えます。
  • もちろん並行して保育教諭の目視確認は続けますが、呼吸や体温、心拍数などを感知して、異変が生じる前に把握できれば救命できる可能性が高いため、命を預かる立場の保育教諭の精神的軽減になればと考えます。
SIDS(乳幼児突然死症候群)
それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう病気です。なお、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気です。

こんな姿を目指しています!

  • 時間的・精神的余裕を生み出すことができれば、保育について話し合う時間や、職員間の関係性を深めるためのコミュニケーションの機会を増やすことができます。
    このような活動を続けていくことで、その園全体が意欲的で働きがいがある職場になっていくものと考えます。
  • 子どもが活力を持って前向きに園での生活を送っていくために、一番見本となるのは保育教諭であり、保育教諭が活力を持って前向きに仕事をしているところを見せることが一番効果的です。
  • このような好循環を生み出し、子どもを安心して預けられて、より魅力ある職場を作っていきたいと考えています。